牡蠣のシーズンの言い伝え

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牡蠣のシーズンの言い伝え


英語圏で「R」がつかない月、つまりMay、June、July、August(5~8月)には、牡蠣は食べるなという言い伝えがある一方で、日本にも「花見過ぎたら牡蠣食うな」ということわざがあります。

これはなぜでしょうか?

この時期の牡蠣が有害というわけではありません。こうした言い伝えの理由は、この季節は牡蠣の産卵期で卵をもっているので鮮度が落ちやすく、冬場のかきに比べて旨味成分であるグリコーゲンが減っているから美味しくないということにあります。また、暑くなる季節なので牡蠣の鮮度が保ちにくくなることなども考えられます。最近では、海水の温度の変化や養殖・輸送技術の発達で必ずしも当てはまりません。

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